たもたす。

人文系が好きなアラサー社会人です。読んだ本、観た映画、日々の記録。好きなピアニストはリパッティ。

お金の使い方と心の健康について

肉体を健全に保つことは心を健全に保つことだ。というのは、健全な精神は健全な肉体に宿る、という言葉を引かずとも科学的にも立証されている。脳科学の研究が進んだ現代でこそ立証されているものの、この言葉の元を辿れば、それはドイツ体操の創始者ヤーン(だったと思う)に行き着くだろう。国民国家形成のために身体が利用されたのだ。日本のラジオ体操も近代国家建設のための国民教育という側面がある。皆と同じ動きをするというのは北朝鮮のお祭りを見ての通り、一なる国家の象徴だ。東京都知事の動きは注意深く見守る……というような話をするつもりはない。

そうではなく、お金の使い方も心を健全に保つ上で大事な要素なのではないか、と思うのだ。どのように、と問われると難しい。しかし例えば、キャバクラに月10万使う人とそうでない人とでは生活が違うであろうし、使う時間も違うだろう。時間。お金の使い方とはつまり時間の使い方に繋がっている。アマゾンで電子書籍を1,000円で購入するとき、僕は3〜5時間をその書籍を読むのに捧げる。同じように、dmmで期間限定セールになっている成人動画を200円で購入する時、僕は〇〇時間を××のために使っている…。ドトールで220円のアイスコーヒーを買うとき、僕は30分を読書のため(勉強のため)に使っている。伊勢丹で16,000のシャツを買う時……等々。命とは時間だ、と日野原重明先生が仰っている映像が先日流れていたが、これはその通りでじゃあ時間というのはなにかと言うと、私たちがお金を出して買っているものだ(もちろん買わなくても使える時間はある)。

浪費が過ぎて精神的に不健康な人、ギャンブルに費やす人というのは、そこには時間というもう一つ浪費しているものがある。つまり、時間の使い方を見直せばお金の使い方も見直さざるを得ない。