まだら猫の毎日明るく元気よく日記

生活について書きます。

無題

彼女。いまは、本当に誰とでも出会える世の中になった。その反面、誰とでも出会えるからこそ、「この人と」という選択が難しくなってきている。知能も運動能力も、遺伝子で遺伝するのだから、一緒になるなら、知能の高い人の方が、仮に自分が親になった時でも楽だろう。そういうことを考えると、ただセックスできればいい人と、一緒になりたい人は、分けて考えるようになる。

結局、人が遊んでいるときに努力しないといけない。人が恋愛や性愛にうつつを抜かしているときに、将来に向けて努力しないといけない。

10年

20歳になるときは、なにかはてなに書いていたかもしれない、そのときは大学一年生で、楽器をはじめたばかりで、ちょうどいま電車の中で倒れないよう手に持っている楽器を買った頃だったかもしれない。10年、とはいえこの2年は働いていたから直ぐに過ぎ去ってしまった。この10年で何を得て何を失ったか、失ったものの方が多いのは間違い無く、自分にとってこの10年の過ごし方が正しいものだったのか、どうなのか、正しいか否かというのは問うても仕方のないことかもしれないが、私の考え方のもとには、正しさ、その多くが世間的な正しさであるが、があることは否めない。確かなものといえば、楽器の技量が身についたこと、何人かの女性と夜を共にしたこと、体型が変わっていないこと、体重も変わっていないこと、知り合いが増えたこと、貯金がいくばくかできたこと、母が亡くなったこと、父が老いたこと。他には?
自分の深層での意識を知るのは難しいが、楽器がある程度、アマチュアでやっていくには十分な技量、が身につくまでは働かないと心に決めていたことは、思いの外強い決意だったのだろうと、振り返ればそういうことになる。では、次の10年はどう生きるのか。結婚は、子供は、仕事は。はっきり言っていまの俺には確固たるビジョンがない。