たもたす。

人文系が好きなアラサー社会人です。読んだ本、観た映画、日々の記録。好きなピアニストはリパッティ。

井手口陽介と中田英寿

 今日、8月31日のワールドカップ予選をテレビで見た人も多いんじゃないかと思う。私は仕事で後半の最後しか見れなかった。Jリーグアントラーズ戦しか見ない。だが、そんな素人の私でも井手口陽介という選手は目を引いた。それはゴールが素晴らしかったからではなく、何よりもまず容姿が中田英寿に似ていたからだった。難しい時間帯でのシュートだったかもしれないが、他の選手が決めていたのであれば「よく決めた」以上の感想はなかったかもしれない。井手口陽介が決めたから、ではなく容姿が中田英寿に似ている井手口陽介が決めたから、というのが理由になる。私と同じように井手口が中田に見えた人は多かったことだろうと思う。プレースタイルについては私は門外漢なのでわからないが、遠藤保仁タイプなのだろうか。
ガンバ大阪の選手名鑑とベルマーレ平塚時代の中田英寿

 井手口は昨年度Jリーグの優秀選手賞、ベストヤングプレーヤー賞を勝ち得ている21歳。中田英寿は21歳の年にペルージャに移籍している。フランスW杯予選前から頭角を現し、W杯後に移籍した。それからのキャリアは周知の通りだ。井手口にとってはどう自身を売り込むか、その時期が重要になる。サッカー選手の移籍金は25歳を過ぎたあたりから下がり始める。キャリアハイをどの時期に描くのか、本人にはビジョンがあることだろう。来年あたりに欧州主要リーグに移籍すれば年齢的には中田とそうキャリアは変わらない。中田英寿がパイオニアだった頃とは違い、今は2部リーグであれ移籍する選手も多いからだ。

中田英寿は年齢に関係なく物怖じしないタイプだったが、井手口の場合はどうだろうか。最後のインタビューの受け答えを見ても若い頃の中田英寿を彷彿とさせるものだった彼を今後メディアが放っておくはずがないだろう。それだけの逸材であることを注目度の高い試合で多くの国民に見せつけることに成功したと言える。