たもたす。

比較文化、哲学あたりの人文系が好きです。社会学や現代思想も少し。読んだ本、観た映画、日々の記録。

モルツくん監督のNTR作品を観た

DMMで評価の高かったモルツくんという監督のNTR作品を見たのだけど、かなりショックを受けた。私はアニメを見ないのでNTRというジャンルの歴史をあまり知らない。ユリイカとか読めばいいんだろうか。ネットであまり参考にならなそうな解説を見つけて読んだりしていた。この記事は特に何かを批評するでもなく、何かを明らかにしたものでもない。

NTR作品の構成

寝とる男性、寝取られる男性、寝取られる女性。主にこの三者の関係として作品が成立している。
性風俗産業としては、鑑賞者として想定されるのは寝とる男性。女優は寝取られる女性を演じる。寝取られる男性に何らかの興奮を覚える男性というのは……俺には想像できないがいるのかもしれない。いやむしろここに共感できるからこそNTRというジャンルが成立しているのかもしれない。

NTRれ趣味

そんな趣味が成立するのか?という疑問がありながら、AVコンテンツとしても一ジャンルとして成立しているのだから何かしらの共感が得られるんだろう。一部、本当に好きな女の子に手を出せない男性が「実はNTRれ願望が」のように解説されるwebサイトがあり、眉をひそめてしまった。そんな解説をされてたまったもんじゃないだろう。しかし安堵する男性も一部に存在するに違いない。これは宇野常寛の『ゼロ年代の想像力』に書いてあったことに通ずる作品なのだなと思った。読み直さなければならないな。

紹介

俺が好きなのは、高嶋ゆいか出演のこれと、モルツくん監督のこれ。後者の方が作品としての評価は高いけれど、見ていて気分の良いものではないな…。一方、前者の方はNTRというジャンルを活かしきれてないものとなっている。
言及した宇野さんの作品はこちら。

ゼロ年代の想像力 (ハヤカワ文庫 JA ウ 3-1)

ゼロ年代の想像力 (ハヤカワ文庫 JA ウ 3-1)